少しの生きやすさで世界が変わる。わたしは、産まれつき視力0.4の障害者。右目は見えません。ハンデがあるから見える世界がある。他の人とは違った視点で介護や、福祉医療業界を見ることが出来ます。現場に21年、立ってきた経験があるから本当の意味で寄り添えます。老人専門病院(療養型医療施設)にて月給13万円で介護職員として勤めたのが、福祉医療業界の扉でした。オムツ交換を5万回やらせていただきました。異動した老人保健施設では、認知症の方を専門に担当させていただきました。元柔道有段者の方に背負い投げをくらったこともあります。3年の実務経験を経て介護福祉士の資格をとり、特別養護老人ホームに転職、介護課長兼ケアマネージャーとしてマネジメントとは何か悩みました。デイサービスでは、いかに一日を楽しく過ごしていただけるか。と毎日考えていました。認知症の人のケアは機械にはゼッタイ出来ない。その人の気持ちに寄り添いたいと思い認知症介護指導者となりました。その時セミナーをさせていただく機会も増えましたが、常に聞いてくれる人の気持ちを考えるよう努めました。施設長になり、人を大切にしたい。という想いをカタチにできました。全スタッフの有給100%消化。お給料も上げることができました。就職希望者0だったのが、3年で新卒採用が7月で終わる施設となりました。全ては、人とのご縁だと思っています。わたしたちが提供できるのは大きな成果ではなく、小さな変化です。でも、その小さな変化がこの先の大きな変化になるんです。ITの力を活用して、福祉医療業界に革命を起こします。わたしたちが大事にしているのは、”幸運の女神には、前髪しかない”という言葉です。この言葉には、女神には前髪しかないので、向かってくるときに捕まえなければならない。通り過ぎてから捕まえようとしても、後ろ髪がないので掴むことができない。そんな教訓が込められています。だから、わたしたちは、常に“今”行動します。